被扶養者資格現況調査(検認)について

被扶養者資格現況調査(検認)とは

健康保険組合では、健康保険法施行規則第50条に基づき、保険給付適正の観点から被扶養者資格の現況調査を定期的に実施いたします。 これは被扶養者となった方が、その後も被扶養者の認定基準を満たしているかを確認するための調査です。この調査を「検認」といいます。

本来、扶養に該当しない人を扶養認定してしまうことは、健康保険組合の財政に大きな影響をあたえ、将来的に保険料値上げなど被保険者(組合員)様の負担増につながってしまいます。

なお、調査の結果、被扶養者の認定基準を満たしていないと判定した場合は当健康保険組合が定めた日、または事由発生日(就職、別居等)をもって、被扶養者資格を喪失いたします。

また、正当な理由がないまま、期日までに必要書類の提出がない場合にも職権により、被扶養者資格を削除いたします。
その際、資格喪失した日以降に受診した医療費は返還していただくこととなりますので、ご注意願います。

検認を行う際は、主に下記の項目について審査を行います。

検認の実施時期が近づきましたら、対象となる方へ別途通知いたしますので、通知をご確認ください。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

認定要件の審査内容

下記について、現在の状況を確認いたします。

  • 日本国内に居住していること
  • 同居・別居状況
  • 収入について : 給与収入(年収の壁対応含む)、自営業等の事業収入、年金など
  • 他の社会保険の被保険者資格取得の有無
  • 夫婦共同扶養状況

詳細はリンク先をご確認ください

参考リンク

別居の被扶養者について

  • 被扶養者が別居の場合、被保険者が申請対象者に対して「主として生計を維持している」か否かを、生計維持確認書、送金実績などから、総合的に審査します。

夫婦共同扶養について

  • 令和3年8月1日に適用が開始された、厚生労働省通知「夫婦共同扶養の場合における被扶養者の認定について」の内容に基づき、子の扶養について夫婦それぞれの収入比較による審査を行います。